麦の穂が実り、収穫を迎える時期となりました。

6月に入り、そろそろ梅雨の時期がやってきますね。

 

梅雨に入ると、雨の日が多くなり気分が落ち込む日や何となく体調が優れないといった方も多いのではないでしょうか。

雨が続くと日照時間が少なくなり、必然的に日に当たる時間が短くなるかと思います。

この状況が続くと体内時計が乱れてしまったり、抑うつ傾向になりやすいと言われています。また梅雨の時期は、自閉症やASD(自閉スペクトラム症)、ADHDなど発達障害のお子様はパニックや発作を起こしやすいとも言われています。

 

触覚が敏感な障害児は、雨の湿気に対して大人が想像する以上に大きな不快感を抱いています。感情を上手く整理出来ないことで、パニックを起こしたり、着ている服を脱いでしまう行動に繋がる場合があります。

また、雨音や雨に濡れた土やコンクリートの匂いなど、五感に飛び込んでくる情報を無視出来ずに全て受け取ってしまうことで、不安やイライラに繋がることもあります。

耳栓やイヤーマフで音を遮断したり、除湿をして部屋の中を快適にしたり、気持ちが落ち着く音楽を聴いたりするなどの対策をしましょう。

そして晴れた日にはシャッターやカーテンを開けて窓越しでも陽に当たるように習慣づけて、梅雨を乗り越えましょう!