新緑の季節になり、ゴールデンウィークでは楽しい思い出が沢山作れたのではないでしょうか。
大型連休で楽しんだ分、「学校に行きたくない・・」「仕事に行きたくない、ずっと身体がだるい」といった、いわゆる5月病になっていませんか?
しかし5月病ではなく、もしかしたらうつ病や適応障害かもしれません。
うつ病は、一日中気力がわかず気分が落ち込み、何をしても楽しめないといった症状が長く続いている状態です。過労や人間関係のトラブルが大きく影響すると言われていますが、身体面・精神面など特定しきれない様々なストレスが重なって脳がダメージを受けています。
脳が正常に働いていない為、物の見方が否定的になり「自分はダメな人間だ、何をしても上手くいかない」と自分を追い詰めてしまう方もいます。症状は気分の落ち込み、何も楽しめずに興味を持てない、食欲増加もしくは低下、睡眠障害、疲労感等が挙げられます。
適応障害は、ある特定の状況や環境が自分にとって耐えがたいと感じ、強いストレスとなって気分や行動面に症状が現れるものです。症状としては憂鬱な気分、強い不安感、焦りが生じる、意欲や集中力の低下、頭痛、めまい、動悸、倦怠感などが挙げられます。
適応障害はうつ病と違い、ストレス元に直面している時だけ出現し、ストレスから離れている時には比較的安定している特徴があります。
5月病だと放置していては、辛さから逃れるために飲酒量が増え事故を引き起こしたり、
攻撃的な性格になって人間関係の悪化に繋がるかもしれません。
少しでも思い当たる点がある方は、お近くの専門機関にご相談ください。