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酒は百薬の長??

本格的な夏を前に暑い時期になりました。

この頃から現れる虫といえば・・そう「蚊」です。

蚊が人に寄って来るのは触覚に「臭覚受容体」と呼ばれる臭いセンサーを持っており、これが人の発散する乳酸やオクテノールなどの臭いに集まるからです。その他の共通点は、体温の高い人・二酸化炭素の排出が多い人・O型の人と言われています。

 

「二酸化炭素の排出が多い人」とはどのような人か想像が付きますか?

それはお酒を飲む人のことです。お酒を飲むと体内でアルコール分解をする動きが活性化され、その結果呼吸数が通常より高くなり、体温が上がって蚊に刺されやすくなるのです。

ビアガーデンやキャンプ等の野外でお酒を飲むと、いつもよりも多く飲んでしまって大量に汗をかき、汗の臭いで蚊を引き寄せてしまいます。

 

アルコールは適量の摂取であれば程良い高揚感などをもたらし、健康に害を与えることはありません。しかし、長期間過剰な摂取を続けるとアルコールが常に体内に存在することが正常な状態と認識され、神経系の神経細胞の性質が変化します。そして、血液中のアルコール濃度が低下すると神経のバランスが崩れ、離脱症状が現れるのです。

離脱症状が現れると仕事を休みがちになり、そのストレスからまた飲酒を繰り返し、仕事が続かなくなってしまうのです。

アルコール依存症にならないためにもお酒は適量にし、ストレスをお酒で発散しないように気を付けましょう。