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夏休みの過ごし方🍉

気付けば7月になり、空の青さが夏らしく輝きを増してきました。

7月下旬頃からは、子供達が今か今かと待ちわびている・・そう、夏休みがやってきます!

 

子供達にとっては楽しい夏休みですが、保護者の方はご飯を用意したり、ゲームばかりさせないように遊びに連れて行ったり・・中々大変なのではないでしょうか?

ところで、こんなデータをご存じですか?

 

文部科学省の「令和元年度通級による指導実施状況調査」によると、障害種別の小・中・高等学校統計にてADHDの児童は平成18年に比べて10.6倍も増加しているそうです。増加率の大きな要因は「発達障害が広く認知されるようになった」からだと言われています。

一昔前は元気な子供、少し変わった子、落ち着きのない子、とされていたのが「この変わった行動はもしかしたら発達障害かも・・」と先生も保護者も意識するようになったからです。

 

一方で、大人になってから発達障害が判明することも増えています。

大人の発達障害は「大人になり、突然発達障害になった」のでは決してありません。

発達障害は通常、低年齢から発症する脳機能の障害です。しかし、中には社会人になって職場の人と上手く付き合えないなどの困り感が強まり、そこで初めて発達障害と診断されるケースが急増しているのです。

大人の発達障害は、障害特性を踏まえた環境の調整や、生活の工夫、ソーシャルスキル・

トレーニング(社会生活技能訓練・生活技能訓練)を組み合わせていくことで、困り感を改善していくことが出来ます。

今回は子供の発達障害の増加率とその背景、大人の発達障害についてご紹介しました!